JASRACに対して誹謗中傷?してるワタシですが、ちゃんと公的手続きはやってるのですよ。非合法でやろう、なんてことは考えてません。
2001年7月1日より規定が施行されましたが、ワタシの場合1ヶ月遅れの8月1日よりストリーム形式で10曲以上、ダウンロード形式で5曲までという契約がJASRACとの間に成立しました。それで2年やった後3年目の2003年8月からはダウンロード形式を3曲までに減らし、更に7年目の2007年8月からは2曲までに減らしました。そして2009年8月からはダウンロード枠を終了し2019年8月からは更に縮小しました。JASRACが言うところのストリーム形式とは音楽をホームページのBGMとして利用するだけの場合に適用される許諾方式です。この方式ではダウンロードが出来ないようにしておかなければならないのです。そのためここでは大半のMIDIデータをEMBEDタグによるBGM方式で演奏させています。一方ダウンロード方式とは音楽ファイルをダウンロードできるようにしている場合に適用される許諾方式です。現在までトータルで15万近く払ってますがあらためてびっくり。 これを安いと見るか高いと見るかは人それぞれでしょう。しかし何度も当HPのあちこちで書いてますが私としては全て納得してるわけではありません。長いものに巻かれただけででしぶしぶ払ってるのです。2001年7月以降「金払ってでもやるほどのことではない」とMIDIデータ公開を停止した人、あるいはサイトそのものを止めた人も多いです。ワシの場合「金払ってでもやりたい」という意識ではなく「金払ってる以上、好き勝手やらせてもらおう!」という考えです(笑)。
しかしワタシのなけなしの金は何処へいくのでしょう。本当に著作者に行くのでしょうかねぇ。JASRACだけが肥えるんだとしたら歪んでますねぇ。大体JASRACそのものは非営利団体のはずなのに妙に立派なビルになってます。ここらあたりもJASRAC不信の原因の一つです。またサイトにあるいくつかのQ&Aに腹立たしいものが多く、これも不信感を抱かせます。初期に出会った「音楽はただだと思ってましたか はい/いいえ」みたいなのもヒドイですが、少し後に出会った「JASRACを悪くいうのは管理を任せている著作者を悪くいうのと同じ」というのにはあきれ果ててしまいました。こんな連中に金払ったってダメだと思わせるに十分です。でも悔しいですが従わなきゃいかんのです....
違法なデータが増えたからCDの売り上げが落ちたなどとJASRACは主張してるようですがホントにそうでしょうか。ワシとしては金出しても欲しいと思わせる音楽が減っただけなのでは、と思うのです。大体浜崎あゆみや宇多田ヒカル なんて凄まじく売れてます。これらがいい音楽かというとちと疑問ではありますが、売れる物は売れるんです。違法コピーデータのせいにするのはある意味卑怯です。もっともこの件はMP3絡みなんでワシにはあまり関係ないですがね。どんなにMIDIデータが素晴らしくてもCDが売れなくなるワケないでしょ。ちなみにワタシは市販CDから作ったMP3を貰ったことは一度もありません。ワタシが好む音楽がズレてるだけかい?レコードが今より(相対的に)高価だったころはエアチェックが流行ったんですがねぇ...。そもそもMIDIデータからの課金はMP3対策の巻き添えだという話もあります。だからこそいい加減なんでしょうね。ついでなんですから。それと「アレンジは認めない」という方針ですが、これはナンセンスですよね。これが適用になるのはCDの様なメディアでリリースされたモノだと思いますがたとえば山田耕筰のような楽譜でリリースされたような楽曲はどうしろというのですかねぇ。アレンジが存在しないので実際にMIDIデータ化するには何らかのアレンジが必要ですが....。要するに穴がありすぎるのですね。
また報告システムのj−notesも変です。作品コード,曲名,作曲者などをタブで区切ったテキスト形式で報告するのですが、何のために作品コードをつけてるんでしょう。作品コードがあれば曲名とか作曲者とか記述する必要ないじゃないですか。またワタシの知り合いで間違えて存在しない作品コードを届け出てた香具師がいるのですが何故かJASRACは何も言ってこなかったそうです。ということは我々の報告を全然見てないということでしょうか。こんなメンドい報告させておいて!
ここから2011年夏追記w。現在はYouTubeやニコニコ動画が全盛でかつての音楽サイト関係者の大半が流れました。そちらの著作権管理はJASRACと契約してるらしいですがかなりいい加減に見えます。それなら我々個人サイトもいい加減で良いんじゃないでしょうか。もっともかなりいい加減に報告してもなんの反応もないのですがw。
ここから2013年夏追記w。許諾マークが今年から変わってますね。昨年まではJASRACから物理メールで来る書類を参考にしてマークをダウンロードしていたのですが今年は単に電子メールに添付しただけになってしまいました。しかも以前は内部にサイトアドレスや許諾番号などが埋め込まれてたのですが今年のはそれも無し。つまりどのサイトでも同じ物が使われる訳です。明らかにJASRAC側が手を抜いてます。そろそろ終わりも近い?
ちとJASRACへの質問状を整理してみましょう。質問はこんなところでしょうか(随時追加)。古賀財団との癒着も尋ねたいところですが直接は関係ないので(笑)。続いて要望です。
- J−TAKTでどれだけの人が申請したのか。それによってJASRACはどれだけ収入があったのか。それはどのように配分されるのか。
- 「アレンジは認めない」というがCDで発表された現代ポップスならともかく中山晋平や山田耕筰のような作曲家の歌はどうなるのか?
こっちも随時纏めよう...
- 更新は頻繁になったが探しにくくなった。「ナントカ」で検索すると「ナントカ」よりだけズラリとでて曲名はいちいちクリックしないと判らない.
- キリル文字→英文字の置き換えを一般的な物にして欲しい。CHAJKOVSKIJなんて綴られても分からない。
JASRAC許諾 | |||
第J010702284号 | 第J010902970号 | 1-Aug.-2001 ↓ 31-Jul.-2002 |
ダウンロード枠五曲 |
第J020806263号 | 第J020806264号 | 1-Aug.-2002 ↓ 31-Jul.-2003 |
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第J030608529号 | 第J030608530号 | 1-Aug.-2003 ↓ 31-Jul.-2004 |
ダウンロード枠三曲 |
第J040710888号 | 第J040710889号 | 1-Aug.-2004 ↓ 31-Jul.-2005 |
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第J050712435号 | 第J050712436号 | 1-Aug.-2005 ↓ 31-Jul.-2006 |
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第J060713760号 | 第J060713761号 | 1-Aug.-2006 ↓ 31-Jul.-2007 |
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第J070714777号 | 第J070714778号 | 1-Aug.-2007 ↓ 31-Jul.-2008 |
ダウンロード枠二曲 |
第J080715700号 | 第J080715701号 | 1-Aug.-2008 ↓ 31-Jul.-2009 |
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第J090716495号 | 1-Aug.-2009 ↓ 31-Jul.-2010 |
ダウンロード枠終了 | |
第J100717275号 | 1-Aug.-2010 ↓ 31-Jul.-2011 |
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第J110717944号 | 1-Aug.-2011 ↓ 31-Jul.-2012 |
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第J120818553号 | 1-Aug.-2012 ↓ 31-Jul.-2013 |
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第J130819734号 | 1-Aug.-2013 ↓ 31-Jul.-2014 |
許諾マークが汎用に | |
第J140920873号 | 1-Aug.-2014 ↓ 31-Jul.-2015 |
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第J150821697号 | 1-Aug.-2015 ↓ 31-Jul.-2016 |
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第J160822636号 | 1-Aug.-2016 ↓ 31-Jul.-2017 |
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第J170923624号 | 1-Aug.-2017 ↓ 31-Jul.-2018 |
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第J180825775号 | 1-Aug.-2018 ↓ 31-Jul.-2019 |
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ストリーム枠終了 | 第J190826827号 | 1-Aug.-2019 ↓ 31-Jul.2020 |
ダウンロード枠二曲 |
第J200828382号 | 1-Aug.-2020 ↓ 自動更新 |