
楽器の購入(?)
2004-12-05
よく某巨大掲示板では4000円びよりんなんて声が上がるが、そんなのは絶対にダメだ。ちょっと触ってみたい程度にしか使えない。マジメに勉強する気ならどうしても一式10万は見た方がいいだろう。たとえばヤマハの一式は¥147,000となってるが概ね妥当なところだ。しかしこの一式V−10という型番の楽器(¥115,000)+ケース(¥26,250)という値段ははっきりしてるがだとすると弓はいくらなんだ?1万円しないぞ。型番載せてないくらいだからかなり安物に違いない。スズキ,杉藤あるいはアルシェの一番安いのでも¥16,000〜¥20,000するのだが。もしヤマハのカーボン弓CBB101(¥42,000)が付いてるのだとしたら大サービス価格だがそんなことはないだろう。
やっぱしバラで揃えよう。たとえばヤマハV−10+杉藤300だと¥115,000+¥31,500で¥146,500、これに東洋楽器のケース(¥15,750)を加えて¥162,250。うーん、ちと高いか(苦笑)。ならヤマハを止めてスズキの500T(¥89,250)...あ、あまり安くない(藁)、300(¥60,900)にしたら¥108,150。こんなくらいか。
この選択にはある程度意味がある。スズキはこのグレード以上から削り出しになるのだ。安いのはプレスなんである。また弓も最低価格のヤツはブラジルウッドなので外し楽器本体から見たらちと奮発した感じか。でもマジにこのくらい出したいぞ。ただ楽器本体は東欧や支那製を探せばもっと割安なのに出会えるかも知れない。
弓についてもう少し。予算が限られたときどうしても弓を安くしてしまうが、ヴァイオリンの練習を始めるということなら弓に金をかけた方が良いかもしれない。右手のテクニック(つまりボウイング)はバランスの悪い弓で悪戦苦闘するより良い弓で学んだ方が上達速いだろう。
ケースはしばしば軽く見られるがやっぱし奮発できるんならした方がいい(当たり前か)。だけど外装内装が綺麗なだけで高価なこともあるからねぇ、難しいところだ。楽器のためを思うなら外装より内装だけどね。私のケースはヴァイオリンが角形(オブロングという)、ヴィオラがシェル形(いわゆる瓢箪形とかダルマ形とかいわれる)だが単に楽器のグレードに合わせただけだ。同じメーカーで比較すると角形ケースはシェル形に比べ倍以上するのだ。しかし楽器のことを考えるとやっぱし角形か。ケースに余裕がある分万が一のことがあっても楽器へのダメージを食い止めやすいということ、エラソーに見えることwなどメリットいっぱい。だけどシェル形には小型で持ち回りやすいという大きなメリットもある。ちなみに私の角形ケースはメーカー不明のアヤシイやつ、ヴィオラのシェル形は楽器店オリジナルである。もっとも最近外に持ち出す時はコンビケース(ヴァイオリンとヴィオラが同時に収納できるヤツ)に入れてくのが普通で単独のケースはほとんど出番ない。コンビケースは国内で普通に入手できるのは2社くらいしかなく、私のはフランスのBamというヤツである(もう一つのメーカーより安かった)。なんかヴァイオリンも弓もケースもフランス製だ。弓はちょっと狙ったかもしれないがほとんど偶然である。

コンビケース
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