
弾いてみる
2004-12-05
さて、楽器を入手したらレッスンだ。マジメに勉強すること前提で楽器を入手したんだからマジメに練習しよう。最近は独習用ビデオの類も多いんで独学でいけそうだがちょっとムリだろう。やっぱり先生についた方が良い。また先日どっかのアンケートで答えたのだが通信教育やインターネット教育もダメだ。やっぱし生身の先生に見てもらうべきだ。というのはヴァイオリン類は構え方がかなり難しい、というか人間の骨格に対しかなり無理な姿勢にも思えるのだ。私の拙い経験でも初めての人に楽器を持たせて「こんな感じこんな感じ」と胸を張らせ左肘を奥に入れて...なんてやると大抵「ゑーこんなんなの!?」と悲鳴が上がるw。というわけで構え方だけでも悪戦苦闘するからまずは誰かに習おう。
グループレッスンか個人レッスンかは意見が分かれそうだが気楽に行くならグループ、より高いところに行きたいなら個人というところか。また内容にもいろいろある。アマオケあるいはもっと上を目指すのなら鈴木や篠崎,カイザーといった教則本をきっちりやるべきだしそこまで望まないのならある程度の基本ができたら好きな曲ばかりやるというのも一つの手だ。練習曲は大抵ツマラナイからその苦行に耐えられるかどうかというのもポイントかも。
それから楽器全てにいえるかも知れないが音感を鍛えよう。ヴァイオリンはピアノみたいに誰が弾いてもAの音が出るという訳ではないのだ。弦楽器である以上必ず調弦の作業がある。通常ヴァイオリンは第2弦=Aを合わせてから他の弦を合わせるがこのAの音をチューナーで針の振れを見ながら合わせるのはあまりお勧めしない。効率よく合わせられるが耳の鍛錬にはならない。チューナーによってはAの音を出すことができるのもあるからコレを利用しよう。この音を聴きながら楽器のAと合わせるのだ。合った!と思ったらチューナーのモードを変えて針の振れを見るといいかも。
Aが合ったら隣の第3弦=Dと同時に鳴らして音のうなりを聴きながらDを合わせる。完全5度だから完璧にハモるはずだ。ハモったら第4弦=Gを同様に、Gも終わったら最初のAと第1弦=Eを同様に合わせる。初心者にはちょっと難しいかもしれないが1弦ずつチューナーで合わせると5度でハモる感覚がつかめないから頑張ってやってみよう。しかし折角チューナーという文明の利器があるのだから補助的に使ってもいいかな、とは思うが。
チューナーよりも安価なアイテムに音叉がある。これはある程度便利だが440Hzと442Hzくらいしか無い。私はもっと高めが好きなのだがそういうのは電子チューナーでないとダメだ。それから今でもあるかどうか分からないがピッチパイプ(調子笛)という手もある。私が昔持ってたヤツはAとD同時に鳴らしてもハモらず、古くなるにつれてどんどん音程が狂っていったので個人的には反対なのだが。
というわけで大変なこと判っただろうから続きは先生へw
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