訣別(03.09.14)
DTMマガジンの年間購読更新知らせが届いた。なんとまだ買ってたのだ。早く廃刊になれと思いつつ手元の2003年10月号を見ると通巻113号とある。よく買い続けたな。しかしこの雑誌、最近は何故か映像制作の話もでてる。完全にDTMではないよね。その最新号には久々に「コマンド&テクニック」」と称してMIDIデータの作り方の特集記事が載っている、15のレベルに分かれていて解説してあるのだがちょっと羅列してみよう。
DTMM的ランク分け オレ的使用頻度
初級編 ノートオン/オフ 当たり前だ
プログラムチェンジ 常にセットで使う
バンクセレクト
ボリューム よほどの小ネタ以外は常に使う
エクスプレッション 同上
パンポット 同上
モジュレーション 曲によっては使わないがよく使う
中級編 ピッチベンド 同上
モノ/ポリモード 殆ど使わない
10 エフェクトコントロール よほどの小ネタ以外は常に使う
11 サスティンペダル 使う必要があるときは使う
12 カットオフ&レゾナンス よく使う
13 RPN たまに使う
上級編 14 NRPN よく使う
超上級編 15 システムエクスクルーシブメッセージ 常に使う
というわけでDTMMが言うところの「超上級」まで常用するワシにとって今やDTMMは全く用事ないことがハッキリ分かった(苦笑)。

ついでに少し解説しようか。モノ/ポリモードを殆ど使わないのは(一度も使ってないかも)ワシのやる音楽の傾向では必要ないからである。単音しか出せなかった昔のシンセのニュアンスを出すのには有効だがそんな音楽ワシやらんもんね。DTMMには管楽器に有効とあるがワシはそう思わない。レガートが繋がらないんだよね。

RPNを「たまに使う」としたけどRPNってもともと命令の数が少ないんだよね。どうしたって使用頻度は落ちるよ。またここではカットオフ/レゾナンスとNRPNを分けているがNRPNの説明内にもカットオフ/レゾナンスの記述があるのだがそっちはスルーである。ここらへんボリュームとかパンポットなども含めて総合的によく使うコントロールナンバーみたいな括りがあってもよかったんじゃないかな?

それと最大の問題。シスエクが超上級ってなんだい?勿論上級のシスエクもあるだろうけどGMオンとかGSオンとかXGオンとかは最初から必要なコマンドだと思うんだけど。それとも今のシーケンスソフトにはプリセットされてるから覚える必要ないってことなのかな。だとしたらもうワシの意識とのズレはあまりにも大きい。

もう止めよう。定期購読の続きは無しだ。心残りなのは廃刊まで揃えられなかったことだな(藁)。創刊から10年くらい経ってると思うんだけど、当時の付録は5インチFDDじゃなかったかなぁ。もう3.5インチだったかもしれないが覚えてないや(^^;。それが今ではDVD−ROMである。付録の容量は大きくなったが内容はどうなんだろうね。

いい加減なMIDI高座